一般社団法人なら空き家対策協議会
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日本の住宅市場では、依然として新築住宅の供給が続き、中古住宅のストック数は年々増えています。つまり、平成30年調査時では848万戸だった空き家数はさらに増えていると予想されます。
一方アメリカ、イギリス、フランスでは中古住宅をリフォーム、リノベーションで長く住み続ける事はごくごく普通の事とされているようです。
昨今、日本でも古民家改装や田舎暮らしなど中古住宅の利活用が盛んになってきていると思えますが、諸外国に比べたら中古住宅の存在価値はまだまだです。
中古住宅が諸外国と同様、市場での取引がもっと活発になれば、全国の空き家問題も少しずつ改善されるのではないでしょうか。
少子高齢化、輸入に頼る資材の高騰、大工さんなど人的資本の減少、若者の住宅購入資金の限界、カーボンニュートラルなどなど中古住宅が今後重宝される条件は出揃ってきました。
今住んでいる住宅、放ったらかしの実家、長年使い道のない空き家、これらの住宅を住みやすい家にリフォーム、リノベーションする事で資産価値を上げる事もできるのではないでしょうか。
引き続き、様々な角度から空き家問題に取り組んで参ります。