一般社団法人なら空き家対策協議会
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空き家を事務所としてリフォームする事例です。
本建物の築年月は1974年10月ですが、やはり現代の住宅様式とは大きくかけ離れていると感じます。
特に感じるのは各所の段差です。
部屋の入り口は建具下枠の段差が見受けられ躓きや転倒の危険性が高い箇所です。
トイレにも建具下枠があり段差は踏み下ろし(トイレ内)の方が低く、極めて危険です。さらに手すりの設置もなく座る、立ち上がるのトイレでの基本動作も高齢者にとっては困難です。
玄関は段差が高く、足腰が弱い方は特に昇り降りが困難です。また手すり等体を支える器具は設置されていないので、転倒の危険性も考えられます。
このような50年前の空き家でもリフォームやリノベーションをすることで資産価値を高めることもできますし、新たな使い道ができるのではないでしょうか。